ほめる技術
社員はほめた方が業績が伸びる! 今の若い子は褒めて伸ばせ!
なんて文言が書籍やテレビで溢れている。
しかし、しかしですよ。ど~~~~~~~しても褒められない職員もいるじゃないですか。
叱る。のがダメなら、どうしたらいいんだかと思う訳です。
例えば、例えばですよ。仮に投薬ミスをしたスタッフがいたとする。一週間に何回も何回もミスをする。何度注意してもミスをする。
患者さんの命に係わるわけです。さーどうやって褒めましょう。
何度も確認。確認してミスをするならチェック表。それでもだめなら、先輩に確認をとる。ありとあらゆる具体策を提示してみる、もちろん本人にも考えてもらう。しかし、どれもできない。
「どーしたらできるようになるのかなぁ?一緒に考えてみましょう」
と、鬼の形相を何十にも重なるパテで埋め込み、できるだけ穏やかな表情を浮かべて指導に当たるが、
「すみませーん。がんばってるんですけどー。できなくってー。こんどはちゅういしまーーす。テヘペロ」
そんな、軽------い。お返事が返ってくる。
(ちなみに、ちなみにですよ。仮にこのテヘペロちゃんが、60歳を超えたベテランナースだっとする。ちなみに。ちなみにですよ。)
ガ、ガッデム!!スタッフ不足で抑えに抑えまくっているというのにこの態度。
さーどうやって褒めよう。ドーーーやって褒めよう。褒める技術。なかなかに難題である。
仮の話なのであしからず。