GOMAXのブログ

楽しいお話を書いていきたいと思っています。よろしくお願いします。

要介護になったからって別 人になるわけじゃねえ。勝手 に”何もできない人”って 決めつけん じゃねー!!

要介護になったからって別人になるわけじゃねえ。勝手
に”何もできない人”って決めつけんじゃねー!!

ヘルプマン!! 
【著者】くさか里樹 

 



イヤーなんて気持ちがいいタイトル!!くさかさん頑張れ~。

担当者会議に行っても、家人面談をしても、みんな一様に「何もできない人」「できなくなった人」という観点で話が進んでいく。

理学療法治療を受けて、こんなこともできるようになりました、あんなこともできるんです。寝たきりだったのがほら、一人でトイレに行けるように!!畑仕事だってほらこのとおり!!と力いっぱいプレゼンしても

「家から出てもらっては困る」
「ベッドから立たないでほしい」
「家事なんてさせられない」

車いすのままで歩かせないでください」

とまぁ、「できない人」のレッテルがべったりと張り付けられていて、何もさせてもらえない。

「仕事がしたい」

医療保険下で言えば、皆が

 

「頑張りましょう」

とエールを送ってくれるが、

介護保険下で同じことを言えば、皆が「何言ってるんですかできるわけないじゃないですか!!」

と止められてしまう。

今の介護保険の在り方は新たな差別を作ったとしか思えない。便利な保険だが、失うものも大きい。