年よりは寝たきりにしてなんぼ
またまた、悲しい話を聞いてしまった。
リハビリテーションに力を入れていて、自立支援型介護を実践している通所介護事業所の管理者さんが、
「うちは、利用者を良くしてしまうので、介護支援専門員から疎まれて、人気ないんですよね~。」
と言うのだった。
高齢者の状態が良くなると、介護支援専門員は書類を書き直して、ケアプランを作成しなおさなければならない。非常にめんどくさい。また、介護度が軽くなると受けられるサービスが減るので、ケアマネはとても嫌がる。とのことだった。
なんだかなぁ~である。
ならば、ケアマネと言う職業は、サービスをたくさんはめ込んで、高齢者の生活力をそぎにそいで、寝たきりを作ることが使命なのか?
介護度が重くなれば、たくさん介護保険サービスが使えて、利用者の家族が喜ぶ。または、介護度が重くなれば、ケアマネが所属している事業所の介護サービスをたくさん使えるようになるので儲かる。なので、高齢者には寝たきりになっていただく必要があるってことか?
はぁ。やってられんな。
こちとら、経営者に怒られながら、私のしょうもない首をかけて必死こいて要介護度5を1や要支援にしてるというのに、世間がこれでは、泣きながらリハビリテーション治療に取り組まれている高齢者たちが浮かばれん。
悲しくなっちゃう。