残念な勉強会。日本の高齢者の未来はやっぱり暗黒。
大手介護系企業の講習会で、嚥下リハビリテーションを在宅で積極的に行っておられる先生。という触れ込みで紹介されて壇上にお立ちあそばしたのは、なんと「訪問リハビリマッサージ」という業態でお商売している。按摩・マッサージさんだった。
おいおい。突っ込みどころ満載である。
嚥下リハにおいては、言語聴覚士という立派な国家資格があって、日々嚥下と闘っているリハビリテーション専門職が居られるのを差しおいて、按摩さんが嚥下の講習。専門性もへったくれもあったもんじゃない。
会場にお集まりの介護支援専門員さん達もこぞって、医療のことはほとんど知らないので、
「嚥下のリハビリは按摩さんがするのか~。ふむふむお勉強になったぞ」
てな塩梅である。
やっぱりこの国の高齢者は助かる道が閉ざされているのだな。と思わざるを得ない一日でした。
はぁ~。残念!!!!