GOMAXのブログ

楽しいお話を書いていきたいと思っています。よろしくお願いします。

痩せる方法。ダイエット本の本質。 

 

「〇〇ダイエット」とかうだるほどありますよね~。
 
どうしてそんなに痩せたいのかは、それぞれ理由があると思うが、とにかくその手の本は紀伊国屋書店当り行けば、小さな書店ができるんじゃないの?と思うぐらいにある。
 
売れるから書く人が多い。興味のある人が多いから書く人が多い。
 
まぁ、商売の基本ですな。
 
しかし、私は個人的にこの「〇〇ダイエット」が売れる理由がわからない。
 
どーーーしても痩せないといけない患者さんを見る機会が多い。しかし、それは、命がかかっているので、「あら最近太っちゃったわ、ちょっとダイエットでもしようかしら」的なうちのオカン程度の本気度ではない。
 
そういう、本気度の高い人が痩せるのであって、「〇〇ダイエット」がいくらあっても、本気度がなければ痩せない。
 
楽して痩せたいから、その手の本が多いのだろうが、「ダイエット」は楽しては無理なんですね。
 
ちょっと考えればいいのです。
 
痩せるのなんて簡単です。基礎代謝量以下のカロリー摂取に食事を抑えて、基礎代謝量を増大させれば絶対に痩せる。
 
ただの算数です。(腹水どんどんたまっちゃう人とか、病気の方は別ですけどね)
 
必要なビタミン等三大栄養素をバランスよく摂取してカロリーは基礎代謝量以下。基礎代謝を増やすための運動を行う。
 
ただこれだけ、数行で終わる話です。ただこれだけのことを、本一冊分何かを書くなんて、意味が解らない。
(書けと言われれば、書けなくはないでしょうけど、ダイエット本の本質はすべてこれでしょ。手を変え品を変え同じこと言っているだけ)
 
BMI18以下を目指している人がいれば、それはイメージ障害なので、綺麗の定義を見直せばいい。
 
でもそれじゃ、面白くない。
 
だからお金にならない。
 
今、療法士の間で流行りのセミナー屋でもしようかなとも思ったが、私には到底無理そうだ(笑)
 
ちょっと待てよ、ブログを書いていて、思ったんだが、「〇〇ダイエット」を読む人は、本当に痩せたいから買うのではなくて、本の中で痩せていく自分を疑似投影させるために読んでいるかもしれない。
 
分かりやすく言うと、頭脳は大人体は子供の少年がどこかに遊びに行くと必ず事件が起きる。その事件を少年が見事に解決する。ストーリーの大筋は大体一緒だが、その過程を楽しむ。別に自分が探偵になるために見ているわけではない。ただ、物語を楽しんでいるのだ。
 
それなら、「〇〇ダイエット」なるダイエット本を買う人は、自分が本の中で痩せていく過程を想像して楽しんでいるということか?
 
それであれば、星の数ほどダイエット本があるのが理解できる。
 
なるほど、ダイエット本は小説の類なのだな、エンターテインメントなのだ。
 
それなら、小説を一本書くつもりで、面白おかしい〇〇ダイエットでも次は書いてみようかしらん(笑)