専門性があって、ハ~~~トフルなお話。
お知り合いに、「ブログは、専門性があってハートフルな記事がいいよ」と教えていただいた。
専門性・・・。まぁ、これはいい。
しかし、しかしである。この後の「ハ~~~トフル。」ちゅうのがメチャンコ難しいのである。
私の職業は、主に理学療法士、介護支援専門員等である。若い人もちょっとは見ますが、比率的にはがっつり高齢者よりの医療区分である。
高齢者区分と言うのは本当に救いがない。滅入る話ばかりで、希望がない業界である。
そこで、こんな面白い患者さんがいましたとさ。とか、断片的な面白エピソードを書く人は世の中に大勢いて、少々、介護のお話は過食気味である。
医療のお話も同様で、世間でもてはやされるドラマや小説は医療。とりわけ、医師、看護師区分である。なぜ、世間は医師の話が好きかと言うと。やっぱり、日本はお医者様教の信者が多いためであると推察できる。
また、病気に対しての医療ミステリー的なのも多分に漏れず好きなようである。薬や医療機器を用いたトリックなんて世間様の大好物である。
はたまた、若い人が病気になるととてつもない同情票が集まり、人気が高い。
そこに持ってきて高齢者医療のお話は世間様に人気がない。
では何故だろう。
それは・・・・。もう世間が60過ぎた人間のことに興味を持っていないからに他ならない。
「年だからしかたない」という、諦めで蔓延している。
しかし、寿命が延びに延び、これからも伸び続けるだろう。
60や70なんて、まだまだ、ひよっこだ。的な時代に突入しているにもかかわらず。
「しょうがない」が蔓延していて、医療でせっかく拾った命を無駄にしている。
あーーーーもったいない!!!
と、憂いてみても誰も興味さえ持たない。
「そんときは、そんときだ」
と、年を取ることを見ないようにしている青年期、中年期の人も多い。
ひどいのになると「私はそんなに長生きしないから」と夢のようなことを言う若人も少なくない。
高齢者医療は、いくら障害を治しても、喜ぶのは本人だけ(私はそれで十分なんですけどね)。しかし、医師や看護師、はたまた家族からは迷惑がられ、怒られる。
「若人に迷惑かけずに早く死ね」と世間が大合唱しているような状態である。
そんな、なか
ハートフル。ハ~~~トフルねぇ。
か、考えてみます・・・・。