GOMAXのブログ

楽しいお話を書いていきたいと思っています。よろしくお願いします。

病と闘う医師の3つの武器

「病と闘う医師には3つの武器がある。まずは言葉の武器。はじめに言葉ありき、言葉は神とともにありき。できることなら言葉の力で病気を治すのが一番。2番目に薬の武器。どうしても言葉だけでは治らないときにやむを得ず薬を使う。そして3番目がメス。どうしても言葉や薬だけでは治せないときにやむを得ずメスをふるうべき。この、言葉・薬・メスはその順番に大事なものであり、その順番を決して間違えてはいけない。」
 
慈恵医科大学内科教授「阿部正和」先生の至言である。
 
これじゃ~。お金にならないじゃ~ん。って声が聞こえてきそうですよね。
 
検査、薬、手術。とにかく金、金!!お金が欲しくて医者になったのだから、当然でしょ!!患者とお話してお金になるの?ならないでしょ!!時間の無駄!!
 
それが日本の医療ですよ。
 
患者も世界で類を見ない安価で質のいい医療を好き勝手湯水のように使う。薬局で買うより数倍安価なお医者さんで薬局代わりに薬をもらう。
 
「先生。風っぽいから、総合感冒薬とちょっと頭痛いからSGくれや。ちょっと、ロキソニンが少なくなってきてるから、今日はちょっと多めに出しといて」てな具合。
 
医者も医者で、「はいはい、眠剤の方はどうですか?もうなくなってる頃だと思いますが、出しときましょうか?」てな塩梅。
 
阿部先生が草葉の陰で泣いてるよ。ホント。

 

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